サッカー元選手エマニュエル＝トーマス、麻薬密輸罪で有罪判決間近

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概要

サッカー選手のジェイ・エマニュエル＝トーマスは、タイからスタンステッド空港を通じて60万ポンド相当の大麻を密輸しようとした罪で起訴された後、罪を認めた。
この34歳のストライカーは、昨年逮捕された後、スコットランドのグリーノック・モートンから解雇された。
アーセナルのアカデミー出身で、アーセン・ヴェンガーの指導のもと2010年にプロデビューを飾った彼は、その後イプスウィッチやブリストル・シティ、QPRを経てスコットランドへ渡った。
彼は、2024年7月1日から9月2日までの期間に大麻の輸入禁止を脱法的に回避した罪で、裁判所にて有罪を認めた。
去年10月にはこの罪を否認していたが、5月7日の聴聞会で心変わりし、判決を待つ身となった。
ナショナル・クラーム・エージェンシー（NCA）の捜査により、2024年9月にスコットランドのインバークライドのゴールロックで逮捕された。
当時、バンコクからの飛行機で到着した2つのスーツケース内に約60kgの大麻が隠されていた。
疑惑の共犯者、ローズ・ロールランドとヤズミン・ピオトロフスカは否認したが、検察側は証拠不十分として起訴を断念した。
ロールランド（29歳）とピオトロフスカ（33歳）は、金を輸入していると思い込んでいたと語り、無罪判決を受けて無事に釈放された。
エマニュエル＝トーマスはチェルムズフォード刑務所からビデオリンクで出廷し、判決は対面での出席を希望した。
現在、判決は未定だが、彼の今後の刑期や法的措置に注目が集まる。