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稲村隼翔が先発復帰、J1新潟が横浜との降格圏脱出を狙う一戦

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概要

J1リーグ第15節、新潟はホームで最下位の横浜と対戦する。DF稲村隼翔(23)は左センターバックで5試合ぶりの先発復帰が濃厚。前日14日の練習では、雨の中でも正確なパスで味方をつなぐ技術を披露した。両チームの勝ち点差はわずか2。敗北すれば19位から最下位に転落するが、勝利すれば降格圏脱出の可能性も。稲村は「相手も厳しい位置にいて『何が何でも』という気持ちで来ると思うが、メンタルの部分で上回っていく」と意気込みを語った。リーグ前半戦は股関節のケガで離脱したが、12試合に出場し、そのうち9試合でフル出場。外国人ストライカーとの対戦が続くが、「劣っているとは思わない」と自信を示した。体のメンテナンスと安定したパフォーマンスに課題を感じているが、「自分に向き合えている」と前向きに捉えている。横浜は監督交代後、パスサッカーからロングボールを多用するスタイルに変化。11日の天皇杯ではJFLの青森に敗れたが、リーグ戦では2連勝中。右サイドバックの藤原奏哉(29)は「しっかりと強くいきたい」と話し、攻撃面では「(今季)ここまでゴールもアシストもない。勝つために増やさないといけない」と意気込んでいる。新潟は前回対戦で先制したものの、後半にPKで追いつかれ1-1の引き分けに終わっている。稲村は「開幕の時より縦に速く攻撃を仕掛けて来る印象」と警戒しつつ、DFラインを深くするのではなく、「前線との距離感をコンパクトに保ちたい」と述べた。攻撃面では、相手のウイークポイントをチームで共有し、パスの起点となるレフティーにはゴールへの道筋が見えている。稲村は「個人的には(リーグ戦は)久々のホームなので、何が何でも勝ちたい」と意気込みを語り、ホームの大声援を力に変えて巻き返しを目指す。

ポイント

  1. 稲村隼翔が約1カ月ぶりに先発復帰し、正確なパスでチームを牽引。
  2. 新潟と横浜の勝ち点差は2で、敗北すれば最下位転落の危機。
  3. 横浜は監督交代後、ロングボール戦術にシフトし、2連勝中。

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