シェフィールド・ウェンズデイ、北スタンド使用禁止で新シーズンに大打撃

Jリーグを見るならDAZNがおすすめ！月額3,200円でJ1・J2・J3の全ての試合をお楽しみいただけます。

Contents

概要

シェフィールド・ウェンズデイは、スタジアムの北スタンドの観客席利用を禁止され、シーズン開幕を前にさらなる問題が発生しています。

クラブは現在、EFL（イングランド・フットボール・リーグ）の移籍禁止措置を受けており、また、ダニー・ローール監督が今週辞任したこともあり、タイの実業家デジュポン・チャンシリが率いるオーナーシップにとって更なる困難となっています。

シェフィールド市議会による禁止通知は、安全性の確認が取れないという理由で発行されました。技術専門家による評価で、屋根を支えるトラスに腐食が見られ、電気配線やスタンド自体のひび割れが指摘されています。

北スタンドは1960-61年に建設され、9,255人の収容能力を持つため、シーズンチケット保有者にとって重要な場所となっています。また、障害を持つサポーターのための車椅子スペースもありますが、今後の試合で利用できるかどうかは不明です。

さらに、クラブは移籍禁止措置に加えて、前回の移籍金未払い問題により、夏の移籍市場終了まで制限を受けています。また、今月末の給与支払いに失敗すれば、さらなる制裁が加わる可能性があります。

クラブは、北スタンドを再開できるよう、安全性を確保するために作業を進めており、サポーターには今後の進展について早急に通知するとしています。