弟の命と闘う決意胸にプロデビュー果たす平尾勇人
日大3年のFW平尾勇人は、特別指定選手として東京ヴェルディに加入し、9日の横浜戦と16日の京都戦に途中出場した。彼の背番号71には、亡き弟の誕生日7月10日と、弟の名前とともに、試合前に胸を叩き弟に「一緒に戦う」と誓う深い思いが込められている。弟は2016年に当時8歳で白血病によりこの世を去ったが、平尾は弟の闘病と死を通じて「命のバトン」を受け継ぎ、「負けるな」と弟の声が精神的支えとなっている。幼少期からエースナンバー17を背負い、弟の存在が運命を導き、日大では再びエースとして成長。プロ入りのきっかけは、東京Vの練習参加中に弟の魂と共に決意を新たにしたことだった。初のプロ戦は横浜戦で、「ここまで来た」と弟に伝え、J1残留に向けて闘うチームの中で、平尾は弟への思いとともに、自身の使命感を胸に熱くプレーしている。
