クラウディア・ピナ、再びスペイン代表へ－驚異的な復帰で得た喜びと成績

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概要

クラウディア・ピナ（23歳、モンカダ・イ・レイシャック）のスペイン代表復帰は、2年以上の空白を感じさせないほど自然でスムーズだった。
バルセロナ所属のFWは、チャンピオンズリーグ得点王（7得点）としてモンツェ・トメ監督の戦術に即座に適応。
昨年11月に代表復帰を果たすと、韓国戦（5-0）とフランス戦（2-4）で初得点を含む2ゴールを記録。
復帰後5試合で4得点1アシストと最高のパフォーマンスを見せ、「内部の変化を感じ、仲間と話し合って戻る決断ができた」と語った。

ピナは復帰後5試合全てに先発出場し、左サイドを中心に両ウィングで活躍。
トメ監督は彼女を17歳以下W杯得点王＆MVP時代から評価し、「得点力とゲームメイクでチームに大きな影響を与える」と称賛。
昨夏のマリオナ・カルデンテイ移籍とサルマ・パラルエロの負傷でバルセロナで成長したピナは、今季CL準々決勝ではFKによる劇弾も決めている。

左サイドを好むピナだが、先週のポルトガル戦（2-4）では右側から切り込んで左足で決勝点を奪うなど柔軟性も発揮。
「右サイドでもクロスや異なるアプローチができる」と語り、バルサ仲間が多い代表を「第二の家」と表現。
トメ監督は「彼女の復帰はチーム全体の喜びだった」と、攻撃陣の決定力不足解消への期待を込めた。