アブラモビッチ氏、英国制裁に反論しウクライナ基金の凍結状態続く
ロマン・アブラモビッチの陣営は、彼に対する英国の制裁について批判し、ウクライナ向けの23億ポンド規模の基金を巡る3年間の膠着状態が解消される見込みが薄いと述べています。
アブラモビッチは2022年、チェルシーFC売却後の「純収益」をウクライナ戦争の「全ての犠牲者」に寄付する意向を示していましたが、今回が初めて制裁について言及したコメントとなります。
アブラモビッチ陣営の声明では、政府が「合法的解決策」を提供していないことを強く非難し、2022年から彼の投資が「事実上麻痺状態」にあると指摘しています。
また、彼の企業の会計が公開され、寄付が「他のバランスシート項目を考慮した後に行われる」と記されていますが、現時点では制裁や政府の措置により、資金の動きは不可能であるとされています。
ウクライナ向け基金は2.35億ポンドの規模に達する見込みですが、アブラモビッチのビジネスローンが清算されなければ、凍結された資金は約9.87億ポンドに減少する可能性もあります。
政府が提案した条件にアブラモビッチが同意しないため、資金は依然として凍結されたままとなっています。
