ライス、イングランド代表のリーダーシップ論「厳しさが必要」「ワールドカップを勝つためには互いに率直でなければならない」

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概要

イングランド代表のデクラン・ライスは、ワールドカップ優勝を目指すためには選手同士がピッチ上で「厳しさ」を持ち、時には「尻を叩く」必要があると語った。

新監督トーマス・トゥヘルの厳しい要求に触れ、チームに「居心地の良さ」を感じさせない姿勢を評価した。

ライスは「ピッチ外では仲が良くても、ピッチ上では遠慮が出ることがある」とし、選手間の率直な意見交換や指摘が重要だと強調。

ワールドカップ優勝チームは複数のリーダーを持つことがカギだと述べ、トゥヘルがその点で選手を啓発していると評価した。

また、トゥヘルがアルバニア戦の不振に終わったフォーデンやラッシュフォードを批判したことについて「トップレベルの国際大会では批判を受けるべきだ」とし、それが選手の意識向上につながると語った。

ライス自身、アーセナルやイングランド代表でリーダーシップを求められており、建設的な批判を通じてチーム全体の成長を目指す必要性を感じている。

マンチェスター・シティの事例を挙げ、試合前の選手間の活発な会話がタイトル獲得の一因だったと指摘。

また、昨年の欧州選手権決勝敗北を振り返り、試合中のコミュニケーション不足を改善する必要性を訴えた。

将来的なイングランド代表キャプテンへの意欲も語ったが、現キャプテンのケインのリーダーシップを称賛し、チームのさらなる成功に向けて努力を続けると述べた。