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チェルシーサポーターズトラストがボーリー氏のチケット転売会社との関係調査を要求

概要

チェルシーサポーターズ・トラスト(CST)は、クラブの共同オーナーであるトッド・ボーリーとチケット交換・再販会社のVivid Seatsとの関係について、プレミアリーグのCEOリチャード・マスターズに調査を求める書簡を送付しました。

ボーリーはVivid Seatsの取締役および投資家であり、このアメリカのサイトはイギリス国外のユーザーがコンサートやスポーツイベントのチケットを購入・販売できるプラットフォームですが、イギリスではサッカーチケットの再販が違法です。

チェルシーのファンの間では、ホームおよびアウェイの試合のチケット購入が困難になっているとの不満が広がっており、CSTはメンバーに対して調査を実施しました。その結果、わずか17%のサポーターがクラブがチケット転売問題に対処できると信じていることが明らかになりました。

CSTは、ボーリーとVivid Seatsの関係が信頼の侵害であり、明らかな利益相反であると指摘しています。Vivid Seatsはプレミアリーグのチケットを額面以上の価格で販売しており、チェルシーFCのチケットポリシーにも反しています。

CSTは、プレミアリーグが迅速に行動し、クラブの主要株主がチケットの高額販売を助長することをやめるべきだと主張しています。フットボールサポーターズ・アソシエーションもCSTの呼びかけを支持し、プレミアリーグが行動を起こす必要があると強調しました。

Vivid Seatsのウェブサイトでは、チェルシーの最終ホームマッチのチケットが442ポンドから3,000ポンド以上で販売されており、チェルシーはこの件についてコメントを控えています。プレミアリーグにもコメントを求めています。

ポイント

  1. チェルシーのサポーター団体が、ボーリー氏のVivid Seatsとの関係を調査するよう要求。
  2. Vivid Seatsはプレミアリーグの非公認チケットサイトで、ファンから不満が続出。
  3. サポーターの17%のみがクラブのチケット対策に信頼を寄せている。

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参照元について

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